アサヒハウジングのブログ

空き巣対策してますか?

おはようございます。

ゴールデンウィークで長期旅行へ行かれる方もいると思いますが、

みなさんは空き巣対策(防犯)していますか?

侵入盗は、行き当たりばったりで住宅に入って来るのではありません。

入念に下見を行ったうえで行動を起こします。捕まりたくないですから、

狙うのはリスクの少ない住宅です。

具体的には、次のような住宅が狙われやすい住宅と言えます。

①敷地の中に簡単に入ることができる

②敷地に入れば外から見えない

③窓・ドアの開口部が脆弱

また、簡単に留守を悟られる家が狙われやすいようです。

例えば、カーテンを引かずに外出して、気づいたら居室が外からまる見えだった、

ということはありませんか?

また、何日か家を空けるとき、新聞がポストいっぱいに溜まっていたり、

夜になっても洗濯物を取り込んでいなかったりすると、泥棒に不在を気づかれがちです。

留守番電話にただいま留守にしております。と吹き込むのも避けた方が良いでしょう。

ガラス破り、無締まり開口部からの侵入が多いです。

侵入盗の手口と侵入口では、侵入盗はどこから入ってくるのでしょう?

侵入手口としてはピッキングが有名ですが、これは集合住宅で多い手口です。

一般の一戸建住宅においては、窓ガラスを割り、クレセントという窓の鍵を

開けて入ってきます。また、「ウチは鍵なんてかけたことがない」と

話される方がまだまだ多いようですが、無締まりの開口部からの

侵入が30%もあることがわかります。窓を割ってクレセント錠をはずします。

スキのない外構計画や設備を配置することで、

狙われにくくすることが防犯対策の第一歩です。

次に、侵入されにくくする。狙われてしまった場合、ガラス破りや不正開錠などの

侵入手口の対策を講じて、侵入されにくくする工夫が必要です。

そして、異常を知らせる。万が一、侵入されてしまった場合には、

近隣者や家族の携帯電話などに異常を知らせて助けを求めることが必要です。

そのために、①音、②光、③人の目、④いかに時間をかけさせるか、

という侵入盗の嫌う4大要素を活用します。

以下に、具体的な防犯方法を場所ごとにまとめます。

外構の形状や照明の取り付け位置に注意します。

1.門が外から開けられやすい

⇒門扉にも鍵を付けましょう。

2.門扉や生垣で見通しが悪い。

⇒簡単に乗り越えられない高さで、見通しの良いデザインの門扉を取り付けましょう。

3.玄関まわりが暗い。

⇒侵入者を感知するとライトで威嚇できるセンサーライトの採用が有効です。

門灯を点灯しましょう。

4.駐車場が隠れ場所となる。

⇒まずは死角をつくらないこと。どうしても死角となりそうな車庫や庭には、

ライトを設置しましょう。

5.2階への足場がある。

⇒物置やエアコンの室外機は、バルコニーや2階に上がる足場にならないよう、

家から離して設置しましょう。

6.ベランダに人が隠れていてもわからない。

⇒バルコニーに侵入者が隠れていても誰かが気づくように、

見通しの良いデザインを選びましょう。

ドアは、基本は「ワンドア・ツーロック」です。

1.ワンドア・ツーロック

⇒補助錠の取り付けが有効です。

ドアの補助錠とピッキングに強い鍵 例2.ピッキングされにくい鍵に。

⇒ディンプルキー、ウェブキーが有効です。

3.室内側サムターンを回されないように。

⇒サムターンカバー、ロックカバーの取り付けを考えましょう。

4.ドアの隙間にバールなどを差し込み、施錠部を強引にこじ開ける手口があります。

⇒ガードプレートを取り付けましょう。

窓は、防犯ガラス侵入までの時間をかせぐ方法を考えます。

1.ガラスの強度を上げる。

⇒2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだ防犯ガラスが効果的です。

同様に、今使用しているガラスに防犯フィルムを張ることも有効です。

2.サッシの鍵を強化する

⇒1つの窓に2つ以上の鍵を取り付けましょう。

補助錠は、クレセントから離して付けましょう。

防犯ガラスの特徴3.窓を守る設備をつける

⇒窓に面格子・雨戸・シャッターなどをプラスしましょう。

狙われにくくする。侵入盗は必ず下見をします。

せっかく楽しい思い出を作ったのに、家に帰ってきて、空き巣被害に

あっていたらいやですよね。

しっかり空き巣対策をしてから、出かけましょう。
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