アサヒハウジングのブログ

住まいは住み始めてから価値が分かります。

おはようございます。

新しい週の始まりです。

『家づくりをお考えの方へ』


アレルギーの原因を取り除くには?

高温多湿な日本では、部屋のなかで増えるカビやダニが

アレルギーの症状悪化の原因となることがあります。

今日はそんなカビやダニが原因で新しい家、

部屋に住むことができない『シックハウス症候群』に

ならないためのポイントをご説明します。

カビやダニは湿度(空気中の水分)に気をつけることが大切です。

その理由は湿度が高くなると、カビが繁殖しやすくなることにあります。

とはいっても、乾燥し過ぎると、のどの粘膜を傷つけてしまい、

風邪をひきやすくなってしまうので注意が必要です。

カビやダニの増殖を抑えつつ、自身の身体のことを気をつけるためにも、

部屋の湿度は『50%』くらいを保つようにこころがけましょう。

換気設備を活用して、汚れた空気を新しい空気に入れ替えましょう。

換気は湿気の除去に有効で、カビ・ダニ対策にとても有効になります。

畳やカーペットは日光干しをすることによって、乾燥状態を保つようにしましょう。

太陽光には殺菌効果もありますので、これだけでカビを防止することができます。

そのため、室内にはより多くの日が入るようにこころがけましょう。

壁や窓ガラスなどの表面は、どうしても温度が低くなってしまうことで

結露が起き、カビが増殖してしまいがちです。

この対策として有効なのは、結露の起きやすい壁や窓ガラスの付近の

温度を部屋中央の温度とおなじくらいにすること。

これによって、結露してしまった水分を蒸発させ、

カビの発生を防ぐことができるのです。

ダニやダニの死骸、ふんがアレルギー、ぜんそく、

皮膚炎などを引き起こす原因となります。

食べかすやフケなどはダニのエサにもなるため、こまめな掃除や選択によって

ダニの繁殖を防止することが大事になります。

たとえば、フローリングの方がじゅうたんや畳よりも、

カビやダニによる繁殖が少ないです。

近年ではカビやダニ以外にも、床材や塗料は化学物質を

多く含んだ接着剤によってアレルギー症状を起こす方も多くいらっしゃいます。

見た目だけで家づくりはしないでください。

そのため、アレルギー症状を起こさないような素材選びも家づくりでは

大事なポイントとなってきます。
家づくりの小冊子