アサヒハウジングのブログ

日本の住宅はどうして短命なのか?

おはようございます。

『家づくりをお考えの方へ』

先進国の中で・・・

日本の住宅の寿命が短いということをご存知でしょうか?

日本の住宅は大体30年程度でガタがきて、リフォームが必要ということは

既にご存知だと思います。

では、海外の家はどうかというと

イギリスは141年、アメリカは103年、フランスは86年、ドイツは79年という

1世代がずっと住み続けることができるほどの長寿命なのです。

なぜこんなにも住宅のライフサイクルが違ってきてしまうのでしょうか?

質より量をとった日本の住宅

日本の高度経済成長期では、最重要課題が住宅を確保することでした。

少子高齢化が進み始めた今とは異なり、住宅不足の時代。

政府は質より量を重視した政策をとりました。

その結果、コスト重視の建材を使用したことによる弊害が今になって

顕在化してきてしまったのです。

そのなかでも最も大きな原因は高温多湿の日本では大敵である壁内結露。

夏でも冬でも関係なく発生してしまいます。

この壁内結露は構造材の腐食や蟻害につながり、住宅の寿命を遥かに

短くする原因なのですが、

当時使用していた断熱材のグラスウールはこの壁内結露を防ぐことができません。

では壁内結露はなぜ起こってしまうのでしょうか?

冷えたコップに空気中の湿気が冷やされ水滴となる、これが結露の仕組みです。

これと同様に、室内の暖かい空気が壁の内部に侵入し、

壁内の温度が冷えることによって断熱材の中で結露が発生します。

これによって、断熱材の中に水分がたまり、カビが発生して、

構造材を腐食させて耐久力がなくなることになります。

壁内結露を防ぐ方法、それは断熱効果の高い断熱材を使用することです。

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家づくりのポイントは『健康・耐震・耐久・省エネ』で見えなくなる部分が一番大切です。

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