アサヒハウジングのブログ

本日開催します。

おはようございます。


本日開催します。

愛知県初!!

新城市で古民家鑑定と早稲田式動的耐震性能診断の実技講習を開催します。


一般社団法人愛知県古民家再生協会日進支部は設立してから3か月が経ちました。

会員になっていただける方も徐々に増えてきております。

会員の方のスキルアップ、有効な情報の提供に努めたいと考えています。

つきましては、当協会主催にて下記日程にて古民家保存の為に建物のコンディションを調査するインスペクション「古民家鑑定」の実技講習並びに伝統構法の耐震診断がおこなえる「早稲田式動的耐震性能診断」実技講習を開催致します。

古民家鑑定は何よりも実践が一番の勉強となります。

資格を取得しただけでは意味がありません。

この機会にぜひともご参加下さいますようご連絡申しあげます。

『開催日』

日時:平成26年11月9日(日) 9:00~12:00

   古民家鑑定実技講習

   同 11月9日(日) 13:00~16:00

   早稲田式動的耐震性能診断実技講習

場所:新城市玖老勢字清水12-1「今泉邸」

参加費:古民家鑑定士実技講習 再生協会会員 無料 非会員 5,000円

    早稲田式動的耐震性能診断実技講習 1万円

*いずれも資格者を対象とした講習ですが、今回建築士の皆様にも広く当協会の活動を知って頂きたくオブザーバーとして参加をして頂く予定となっています。

申込:お電話にてお申し込み下さい。

   一般社団法人愛知県古民家再生協会 日進支部 担当 都築誠

   愛知県日進市竹の山3丁目803番地  TEL0561-67-0558



※ 現地は東名豊川インターから約50分のところにあり、近くの施設(山びこの丘)に車を駐車することができます

参考

■早稲田式動的耐震性能診断とは?

元早稲田大学理工学術院教授(現:一般社団法人伝統構法耐震評価機構 理事)の毎熊輝記氏が策定した動的耐震は、建物は常に地震発生時以外に置いても交通機関や各種機械などから人為的に受ける振動や、風や波浪などの自然現象に基づき微細な振動を受けて建物自体も振動を起こしており、この微細な地盤の振動と、それに起因する建物の振動を同時に計測しその振動データを解析処理する事で建物の振動特性値を求め地震の際に建物がどう地震応答での振動をするかを推測し、耐震補強に役立てる方法。

計測は地震計を建物近くの地盤面と、建物中央部の2階床面に水平直角方向に建物の短辺方向、長辺方向に設置して数分間振動を測定、これを3回繰り返しデータを収集して解析を行います。

また、在来構法と伝統構法では当然ながら振動特性は代わり、伝統構法のほうがその固有周期は大きくなります。

これは在来構法では構造要素の壁を多く設けて強度を確保しているいわば「剛構造」の建物となり、伝統構法の建物は壁がほとんどない「柔構造」の建物であることの表れです。

伝統構法の建物は水平方向に変形しやすく、大きな変位の振動で振動する場合でも木材が持つ復元力を活かせる構法であるため在来構法の建物に比べて破壊しにくいしなやかな性質を持っています。

このしなやかさを上手く活用した耐震改修を行うためにも一般的な壁量計算などの静的耐震診断よりも動的なこの耐震診断でシミュレーションする方が自然な耐震改修が行える可能性が高いと推測され、動的耐震で得られた耐震性能情報を元にどのような耐震性能を持たせた設計クライテリアを描き、その条件を満たす改修方法を明確に提示できるかという問題と、その改修方法が現行の建築基準法上で示された基準をクリアしているかの証明のために運用可能な耐震診断法です。


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