新井建設のブログ

傷つきやすいから無垢フローリングを敬遠される方へ 傷がつくからこ

無垢フローリングはとても傷つきやすいという理由で敬遠される方がいます。

しかし、それはとてももったいないと私は思います。
無垢フローリングは傷も楽しめますから。

こんにちは。
八王子市で自然素材を使った気持ち良い注文住宅の設計、
施工に専念している新井建設、代表の新井与四和(あらいよしわ) です。

ヒノキの床板施工中
写真は日の出町で多摩産材ヒノキの床板を張った施工例

・傷は避けられない

床に傷が付くのは悲しいでしょう。
しかし、生活していくうえで床に傷をつけないようにするのは不可能ですね。

どんなに気をつけていても物を家族が物を落とすかもしれないし、
家具を引きずって動かせば傷はつきます。
どれだけ床が硬くても時間がたてば傷がつくようになります。


合板フローリングだと傷がつくと目立って見た目も残念になります。

しかし、無垢フローリングの場合は傷がついても
他の木目と変わらないため、ほとんど目立ちません。

少しの傷なら繊維に水分を含ませるだけで自己回復してくれます。


・傷も楽しもう

では傷が大きくなったり、深くなったりすると自己回復もしてくれません。

でも見た目も残念に変わるのでしょうか。
いいえ、それこそが無垢フローリングの醍醐味であり、
合板フローリングとの一番の違いだと思います。
無垢フローリングの傷は味わいになるので楽しむことができるのです。

傷部分もかっこいいと思えますし、むしろ魅力や美しさすら感じ取れます。


合板フローリングは年月が経つほど劣化していきますが、
無垢フローリングは年月がたつほど味わいが増して木材本来の魅力を味わえます。

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