新井建設のブログ

IHクッキングヒーターのデメリット

前回の記事でIHクッキングヒーターのメリットについてお伝えしましたので、
今回はデメリットについてお話します。

こんにちは、八王子市で自然素材を使った気持ち良い注文住宅を設計、
施工している新井建設、代表の新井与四和(あらいよしわ) です。

使用上の最大のデメリットは専用の鍋やフライパンしか使えないという点ですね。
お気に入りのフライパンを見つけても使えないことがありますので確認することが大切です。

鍋底は基本的に平らなものしか使えません。
使用できるかどうかの確認方法として、鍋底に磁石をくっつけてみてください。
磁石がくっつく鍋は使えます。


ホームセンターなどでは分かるようにIH専用である調理器具にはマークがついていますので、
それを目安に選んでみるのもいいでしょう。ただ、普通の調理器具に比べて値段は若干、高くなります。

この料理はこの鍋でなければならないなど相当強いこだわりを持っている方はIHクッキングヒーターは向いていないでしょう。

また、IHクッキングヒーターでは鍋振りができません。
調理器具が底に付いていないと発熱しないので炎を使う中華料理などには向いていません。
また、お餅や焼き海苔のような直接火で炙る料理も作れないので注意が必要です。

ラジエントヒーターという発熱部分がついている製品なら、炙ることが出来ます。

従来の土鍋はIHでは使うことが出来ませんが、最近はIH対応の土鍋とかもあるようです。


また、停電時には使えないので注意が必要です。
数時間程度なら問題はないかもしれませんが、災害時には不便ですよね。

万一のためにもカセットコンロなどを合わせて持っておくことをおすすめします。

冬季のお鍋やおでんは食卓でみんなでつつきながら食べるというご家庭も多いでしょう。
キッチンにはIHが入っていても、卓上のカセットコンロがあると
普段も便利に使えると思いますよ。

余談ですが、卓上のIHヒーターをプレゼントでいただいて使っていた時期があります。
子供たちには大変不評でした。理由はモスキート音です。
私には全く聞こえないのですが、幼い子供達には目の前の卓上IHが耳障りで
イライラするし、食事したくないって言われた経験があります。

IHクッキングヒーターは便利ですがデメリットもあります。それぞれをよく考えたうえで購入しましょう。

では、また
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