新井建設のブログ

珪藻土の壁とアレルギーの関係性

こんにちは、八王子市で自然素材を使って気持ち良い住宅を提案している新井建設、
代表の新井与四和(あらいよしわ) です。


家の室内の壁紙クロスは10年以上経っても張り替えずに
ずっとそのままという方もいらっしゃるようですが、
そんな壁だからこそ住宅を建てる際にはしっかりと考えて最適な壁材を選びたいですよね。

最近では、アレルギーやシックハウス症候群に一役買っているとも言われている
珪藻土が壁材として注目されています。

社長宅の珪藻土塗り壁
<自邸のリビングの珪藻土塗り壁>

そこで今回は珪藻土とアレルギーの関係性についてお話しします。

珪藻土は海などに生息していた植物プランクトンの死骸が
堆積してできた層から採れるもので、吸湿性や保温性、断熱性に
優れていると言われています。

食べられる土としても知られており、
江戸時代には実際に城の壁や漆器の塗材として利用されていました。

それだけ体に対してほとんど害がない素材と言えます。

カビや雑菌の繁殖を防ぎ、脱臭効果、結露防止などの効果を持っている点も
衛生的でいいですよね。

これらの珪藻土の持っている効果がアレルギーを抑える要因になっているようです。

漆喰と似ているように思えますが、
漆喰の原料である消石灰自体は珪藻土と比べると吸放湿性の点で劣っています。

アレルギーの症状がある人は壁紙を珪藻土に塗りなおすのも良いかもしれません。

自分で塗りなおすこともできないことはありませんが、
より綺麗に塗るために職人さんに頼むと良いでしょう。
家づくりの小冊子