新井建設のブログ

どちらかというと過乾燥になります

こんにちは、八王子市で自然素材を使って気持ち良い住宅を提案している新井建設、代表の新井よしわ です。

先日、この3月に築10年を迎えるお客様のお家に行ってきました。
家づくりのご相談で出会ったころ2歳だったお子さんは、
今月小学校を卒業です。

10年なんてあっという間ですね。



今回の訪問は点検ではなくて
新井建設の家づくりを検討されているお客さまに、
実際のお家と正直な声を聞いてもらうことが目的でした。

そのとき出た話題に、室内の湿度と結露がありました。

アパート時代に悩んでした結露。
「この家に住んでからは、ほとんど結露を見ることはなくなりました。」と奥様。

「ただ、お風呂の北側の窓には冬の寒い時期には結露するよね」とご主人。

そうそう、そういう本音が貴重なんです。感謝!

「それと、冬は室内も乾燥します。洗濯物をあえてリビングに干して加湿していますよ。」とご主人が
正直にお客様にお話しされていました。

珪藻土や無垢の木は湿気を調整する性能があります。
だから、除湿器も加湿器もいらない・・・というのはウソになります。

湿気を調整する性能が高いので
結露がしにくいし、壁や床が一時的に蓄えた湿気を乾燥状態の室内に
放出することは事実ですが、それだけでは十分でないことも。

結露とカビ・ダニによる健康被害の観点から、当社では
珪藻土や無垢の木を多く使うようになりました。

冬は空気の湿度が低いですから
外気で30%程度なら、暖かい室内では湿度は下がります。
自然素材が蓄えていた水蒸気を放出しても
相対湿度は外気よりも下がる可能性は十分にあります。

そういう時は、加湿をして快適に住んでください。
余った湿気が結露しないように、木や土は静かに働いてくれています。

Have a nice day!
家づくりの小冊子