新井建設のブログ

無垢フローリングのキズの直し方

こんにちは。
自然素材を使って気持ち良く暮らす家をつくっている
八王子市の新井建設、代表の新井よしわ です。



自然素材の家は気持ちが良くて、落ち着く。
でも万能ではない・・・

一番気になるのは
床板のキズではないでしょうか?

ほとんどの方が「無垢の床板はキズに弱い」と思われていますね。


今日はそのキズを治す方法をご紹介します。


柔らかい板の代表選手、杉の床板を例にします
↓実験前


↓スプーンの後ろ側でキズをつけてみました。ちょっとやりすぎたかな・・・


まずは、キズの部分に霧吹きで水を吹きつけます
これは濡れてキズが見えにくくなっただけですね↓


ここで家庭用アイロンとハンカチを使います
濡らしたキズ部分にハンカチの上からアイロンを当てます。
私は高温でやっています↓


30秒くらい、ハンカチにアイロンを当てる要領で。
ハンカチをどけてみると・・・・
あ、やっぱり一番右のキズ深くつけすぎたな~↓


↓水で濡らしてしまったので、メンテナンス用の床ワックスをかけてみます


シュッと吹き付けて、サッとふき取り、乾いたら少しこすると光沢が出ます
そうするとこんな感じになります↓



よーく見ると、一番深いキズは残ってますね。
でも最初の写真と比べると全然目立たないレベルだと思います。

「無垢にキズはつきもの」なんですが
椅子の重みやキャスターのチョットした凹みは水とアイロンで膨らませることができます。

無垢フローリングが希望だけど、キズが気になるっていう方、もう一度検討してみてください。
無垢の素足の気持ちよさは抜群ですよ!

合板のフローリングだったら、表面は硬い塗装でコーティングされてますが、
ひと度キズがついてしまったら、修理は専門の業者さんにお願いすることになります。

メンテナンスを楽しめる家ってよくありませんか?

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