茂木建設(株) セルコホーム秋田東のブログ

湿度のお話

こんにちは☆





10月に入り、各現場も追い込みへ近づいてきます。





私のお客様も年内に3棟の引き渡しを予定しております。





現在、仕様決め、色きめに奮闘しております。





秋田の場合、雪国という事もありまして、





年内入居、雪降る前の入居がどうしても多くなります。





必然的に、年末に工事が集中するかたちになります。





真夏、真冬の引っ越しは避けたいという事もあるのだと思います。





ただ、冬の工事というのも意外とおすすめなんです。





空気は温度が高い方がたくさんの水分を含むことができます。





暖かい水の方が砂糖が溶けやすいのと同じ理屈ですね。





つまり、?気温20℃の湿度50%  ?気温0℃の湿度50%





この2つの環境を比べると、?の方が空気中の水分の量が圧倒的に少ないんです。





飽和水蒸気量(空気中に隠れることのできる水蒸気の量)





は気温20℃と気温0℃だと約4倍も違います。





冬に乾燥するのはその為なんですね。





木材や断熱材は一般的に水分を嫌います。





空気中の水分の量が少ない冬に建てた方が、より建物には優しいという事なんですね。





冬場の工事も一つご検討ください。





PS、コンクリートは温度が高い方が強度が出るので、





基礎工事は雪が降る前の方が良いと思います。






 
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