今回はリフォームについて私なりに思っていることをお話したいと思います。まず、リフォームする箇所とリフォームする内容(断熱性能・高齢者対応等)を限定することです。ここを決めないとどんどん大規模になり、工事予算の増加や工期の長期化を招いてしまいます。そのため、リフォームによって改善したい内容を順位付けするといいでしょう。順位付けは①緊急性を有するもの②改善すべきもの③出来れば改善したい程度のものなどとすればいいかもしれません。次になぜ改善したいかを明確にします。改善したい理由は大きく分けると「現在の住環境や住まい勝手の問題点の解消」「エコリフォーム(太陽光発電・ハイブリット給湯システム等)などのさらなる価値の付加の2つでしょう。
リフォーム条件を明確に!リフォーム計画をするうえでポイントは、工事費・工期(スケジュール)・契約及び工事条件を確認する事です。工事によっては解体してみて予期せぬ工事が必要になる場合があります。例えば白蟻による蟻害や、耐力上補強をしなければならない場合があります。また、工事に伴い家具や家財を他の部屋に移動しなければならない時もあります。
リフォームイメージの共有!どんな感じにしたいのか具体的に言ってほしいのです。私ども業者は理解しているつもりでもイメージが違って受け取る場合もあります。“これを作って”というのではなく、“ここはこういう風に使いたいからこんな感じに作って”といってもらえればイメージを共有でき、求めているものがカタチになると思います。
住宅履歴情報の提供!現地調査はかかせませんが設計図や過去のリフォーム履歴を教えていただくと大変ありがたいです。