作・画 磯 米
価格 1300円(税別)
出版社 学芸みらい社
愛する人を! 愛する国を! 南の海に散っていった彼らの想いと、 彼らを見送った人々の想い……感動の全4話! !
彼らは何を考え、誰を想って南の海へ飛び立って行ったのか。そして彼らを見送った人々にも様々な人生や、今にまで続く想いがあった。知覧や黒島を訪ねて取材し、事実をもとに描いた特攻兵慰霊の書。
書名の「特攻花」とは、出撃する特攻兵たちに、見送った少女たちが贈った野の花(天人菊)のこと。花も一緒に散るのは忍びないと、隊員達はそっと滑走路に置いて飛び立っていったといわれている。私達の先人達が、あの時代何を考え、誰を想って、何の為に闘ったのか。そして、彼らを見送った人々もまた様々な想いを抱きつつその後の人生を歩んでいた……。
著者は絵画を学び、ヘルパーとしても働いている主婦。趣味の歴史書を読むうち、特攻兵について興味を持ち、知覧や黒島など九州他各地の遺族や当時を知る人々を訪ねて取材。実話を元にコツコツと書きためた全4話を収録。
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033479903&Action_id=121&Sza_id=C0