これは、８月号に掲載した私の文章です。
よろしかったらお読みください。

木配り

今年も高校野球、夏の選手権地方大会が各都道府県で開催されています。
静岡県ではすでに今日、7月26日現在。
ベスト４までチームが絞られて、明日27日に準決勝、28日に決勝戦の予定です。
我が母校、沼津東高校野球部は1回戦、対浜松湖北高に12対１と5回コールド勝ちし、2回戦では島田高に序盤1対６とリードされながら、8対７と逆転勝ちし、3回戦ではシード校で夏の大会2連覇中の静岡高と対戦し、序盤3対1とリードしながら終盤に逆転され、残念ながら4対10と敗戦しましたが、8回の裏2アウトランナーなしから4連打で1点を採り、コールドゲームを免れた粘りは、大したものでした。
後輩たちがきっと、この粘りを引き継いでくれるでしょう。
3年生部員は今年9名とマネージャー1名の10名でしたが、最後まで諦めず、よく粘って頑張ってくれました。
高校野球は、甲子園優勝チームでも8月中にはすべての試合が終わり、実働期間は実は2年と4か月くらいしかありません。
その間に色々な経験を彼らは積んで、成長して行きます。
1年生で入部してきた時には小さくて頼りなかった部員たちが、3年生になると身も心も逞しく成長してゆきます。
野球部の活動で培ったものは、一生の財産です。
社会に出てもきっと役に立ちます。
ぜひ、今後も何かしらの形で野球に携わっていただきたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　英樹